中華民国空軍のF-16戦闘機1機が17日午後6時5分に、台湾東部・花蓮県で夜間飛行訓練を行った際、レーダーから姿を消した。国防部と海岸巡防署は行方不明のパイロット、蒋正志・大佐の捜索を続けている。空軍の事故は、直近一ヶ月、二度目だ。中共人民解放軍が頻繁に中華民国台湾の防空識別圏に侵入している現在、空軍の戦力や士気への影響が懸念されている。
1992年、当時のジョージ・H・W・ブッシュ米大統領が台湾へのF-16戦闘機150機の売却を承認、1997年からF-16戦闘機は中華民国空軍の主力戦闘機となっている。しかし、過去20数年来、墜落事故などが8回も発生した。
蔡英文・総統は18日に、事故原因を徹底的に究明し、捜索に全力で当たるよう指示すると共に、点検のため、F-16戦闘機の運用をすべて停止したと発表した。
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中華民国空軍のF-16戦闘機1機が17日、台湾東部・花蓮県で夜間飛行訓練を行った際、行方不明になりました。国防部と海岸巡防署はパイロットの蒋正志・大佐の捜索を強化しています。
F-16戦闘機の事故は、2年前にもありました。2018年、呉彦霆・少佐が国軍の定例演習、「漢光34号」演習で北部・基隆の山に接触し、墜落しました。
殉職した呉彦霆・少佐は、2013年にも、機械の故障によりF-16の墜落事故に遭いましたが、パラシュートで無事脱出しました。
1992年、当時のアメリカのジョージ・ブッシュ大統領が台湾へF-16戦闘機150機の売却を承認し、1997年からF-16戦闘機は中華民国空軍の主力戦闘機となりました。過去20数年、合計事故が8回発生し、そのうち3回は1999年に発生しました。
1999年1月25日、F-16Bが台湾南東部の台東太麻里郷で山に接触し、パイロット2人が殉職しました。
同年6月、許君威・少佐が離島・緑島南西部の海で行われた夜間飛行訓練中に失踪。
さらに8月、台湾南部、嘉義では、降着装置の故障によりF-16が着陸失敗し、パイロットの林更生・大佐が脱出に成功しました。
そのほか、2008年に、花蓮県で行われた夜間飛行訓練中に戦闘機が墜落し、丁世寶・少佐が行方不明。
2016年、アメリカアリゾナ州で空中戦訓練を受けていた高鼎程・少佐が操縦したF-16戦闘機が、墜落しました。
蔡英文・総統は18日に、事故原因を徹底的に究明し、捜索に全力で当たるよう指示すると共に、点検のため、F-16戦闘機の運用停止を明らかにしました。
(編集:曽輿婷/王淑卿)