国際社会では台湾によるWHO参加を支持する声が上がっています。
世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関である第73回世界保健総会(WHA)が9日に再開され、14日までスイスジュネーブで開催されています。13日時点では、ナウル、ツバル、マーシャル諸島、エスワティニ王国、ベリーズ、ホンジュラス、ニカラグア、セントクリストファー・ネイビス、グアテマラ、ハイチなどの友好国が台湾のために声をあげました。
友好国パラグアイは今回の会議で台湾のことに触れなかったことについて、外交部は13日、わが国と強固な友好関係にあるパラグアイは、長年台湾による国際組織への参加を支持しており、今回は異なる形式で台湾の国際組織参加への支持を表明していると説明、政府はそれを尊重し、しかも感謝しているとしています。
アメリカやオーストラリアなど理念の近い国々は、いずれも台湾への支持を表明しました。アメリカ保健福祉省の幹部職員は、「台湾は、新型コロナウイルスの封じ込めで輝かしい成績を上げた。台湾の防疫対策への理解を深めることは、新たな感染拡大に直面している会員国の助けになる。そのため、台湾によるオブザーバー参加を拒否することは逆効果を招くだけだ」と指摘しました。
外交部によりますと、多くの国々が世界保健総会で台湾の参加支持を表明したほか、最近、ヨーロッパ、アメリカ、ラテンアメリカ、アジア太平洋地域などでも1700人に上る国会議員が台湾による国際組織への参加に支持を表明しました。
外交部の欧江安・報道官は、「WHOは依然として政治的な要因から台湾のオブザーバー参加を拒否した。これは、わが国の国民の健康権を剥奪すると共に、WHO憲章で掲げられている目標『すべての人に健康を(health for all)を皮肉ることになる』」と批判しました。
外交部は、台湾は今後も、国際社会への奉仕を続け、WHOとWHAへの参加実現に向けて一歩一歩と、より多くの支持を取り付けるために努力するとしています。