アメリカのマイク・ポンペオ国務長官がアメリカ東部時間10日、クラック国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)率いる代表団が20日、台湾と初めての「台湾・アメリカ経済繁栄パートナーシップ対話」を行うことを明らかにしました。
ポンペオ国務長官は、アメリカの対台湾窓口機関、アメリカ在台湾協会(AIT)と台湾のアメリカにおける在外公館、「駐米台北経済文化代表処」の共催によるこの対話は、アメリカと台湾との経済関係が強固で、発展を続けていることを示し、双方がそれを通じて安全なサプライチェーンや5G(第五世代移動通信システム)クリーンネットワークなどの分野でさらに連携を強化できるよう期待を示しました。
5Gクリーンネットワークは、アメリカの安全保障を目的とする、アメリカの対中国政策の一環です。信頼できないベンダー、通信事業者から5Gネットワークを保護することを約束した、30以上の国と地域が参加しています。
外交部が11日に発表したところによりますと、クラック国務次官が9月、台湾を訪問した際、台湾側とこの対話の詳細について意見交換しました。アメリカワシントンで行われるこの対話では、アメリカ側は、クラック国務次官が議長を務め、台湾側は、経済部の陳正祺・政務次長(副大臣)が小型の代表団を率いて出席するほか、行政院の鄧振中・政務委員(無任所大臣)、経済部の王美花・部長(大臣)、外交部、およびその他の関連部会の幹部職員は、台北でリモート参加するということです。
外交部の欧江安・報道官は、「この対話は、台湾とアメリカの経済関係にとって重要なマイルストーンだ。これは、グローバル経済戦略パートナー関係にある台湾とアメリカは、さらに緊密でさらに広範囲な協力関係を展開することを示す。外交部は、今後も各関連部会と協力して台湾とアメリカとのパートナー関係のさらなる深化のために努力する」としています。
アメリカ在台湾協会によりますと、この対話では、アメリカと台湾の経済関係における重要な議題について討論を繰り広げます。具体的なものとして、安定したサプライチェーンの確立、クリーンネットワークと5Gの安全性向上、半導体、新たなインフラ整備、投資の審査、女性の経済的エンパワーメント、公衆衛生上の安全保障、ハイテク産業の連携などが挙げられます。