「第6回駅弁フェスティバル」が13日から16日にかけて、台湾北部の台北駅の1階ホールで開催されます。今年は「移動中の味」を主軸とし、日本、スイス、フランスの3カ国を含め、30軒の業者が参加します。9日のプロモーション記者会見では、在来線、台湾鉄道の新たな駅弁が展示されるほか、1970年代の急行、莒光号の食堂車で提供されていた人気メニュー、チキンカレーライスと紅焼(醤油風味の煮込み)牛肉ライスがフェス期間中に、1日200個限定、1個台湾元399元(およそ日本円1467円)で販売されるということが発表されました。
台湾鉄道管理局の顔文忠・主任秘書は、「今年のフェスの見どころは、復刻版の莒光号の食堂車。そこで提供されるサービスも食材も、昔のままに再現した。食堂車の時代には間に合わなかった方にも、当時そっくりの味が味わえる」と説明しました。
また、2020日本グッドデザインアワードを受賞した、台湾鉄道の観光列車、「鳴日号(FUTURE)」の駅弁は、豚肉、大根漬け、シカクマメ、マコモタケなど、台湾原産の食材を使っています。「食材の旅人」・顧瑋と台北アムバホテル(Amba Hotel)の江定遠・シェフが考案しました。
江定遠・シェフは、「いかにして台湾島原産の食材を鳴日号の弁当に取り入れるのかは、一つのチャレンジだ。私達は色々試してみたが、とても満足できた結果が出た」と話しました。
駅弁フェスのメインビジュアルを担当したデザイナー、顔伯駿さんは、フェスのテーマ「移動中の味」を主軸とし、弁当の食材と台湾の景観と結びついた限定商品を開発し、鉄道に乗っているときに食べる駅弁の美味しさを伝えています。
顔伯駿さんは、「メインビジュアルの製作は、実はとても苦痛だった。お腹が減ってしまうからだ。私は昔から台湾鉄道の駅弁が大好きだ。その定番の味を食べると、家に帰りたくなる」と話しました。
駅弁と限定商品のほか、台湾鉄道はフェスの期間中に各領域の専門家を招き、鉄道にまつわる話をシェアします。子供向けの体験イベントも開催され、台湾鉄道の弁当文化を伝えるということです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)