国際的な環境保護団体、グリーンピースが4日、台湾でのレジ袋、使い捨てコップ、プラスチック製ストロー、使い捨て食器など4種類のプラスチック製品の使用量が、2009年から2019年までの10年間で22%増加したと発表し、政府により脱プラスチック政策に力を入れるよう呼びかけています。
台湾は2002年から脱プラスチック政策を実施、今はスーパー、コンビニ、デパート、量販店など14業種を対象に、プラスチックの使用を削減する政策を進めています。ところで、経済部の調査によりますと、使用制限が実施されて最も長いレジ袋は、この十年間で使用量が11%増加、使い捨て食器と紙製容器は37%成長したということです。
グリーンピースのプロジェクトマネージャー、唐安さんは、「この統計から、使い捨て食器と紙製容器は増加幅が比較的高いものだとわかった。十年間でその使用量はレジ袋の4倍に増えた。この二項目は、台湾であまり厳しく管理されていないようだ」と説明しました。
ドリンクは、使い捨てプラスチック廃棄物の主な出ところの一つです。政府は昨年7月より、ファストフード店、デパート、ショッピングモールに対して、店内で飲食する場合、使い捨てのストローを提供してはいけないと規定しています。ところで、調査によりますと、回答者の42%は、プラスチック製品の使用制限対象を拡大すべき、しかも店内に限らず、テイクアウトの場合も禁じるべきとしました。また、69%が、マイカップ、マイタンブラーなど容器持参のお客さんに対する割引額を引き上げるべき、あるいは、使い捨てコップの有料化を実施すべきだと答えました。
唐安さんは、「プラスチック製ストローの使用制限は、店内だけでなく、テイクアウトにまで拡大すべき。時間が経てば、国民もこの政策に慣れていくだろう」と話しました。
環境保護署は2030年に、プラスチック製ストロー、使い捨てコップ、レジ袋、使い捨て食器など4種類の使い捨てプラスチック製品の使用を全面的に禁止すると宣言したものの、調査では、8割の回答者がこの政策を知らないとしました。グリーンピースは、なるべく早めに伝統市場、飲食店、ドリンクスタンドのチェーン店に対してもプラスチック製品の使用制限を強化するよう政府に呼びかけています。
(編集:曽輿婷/王淑卿)