中央気象局が5日午後8時半に、小型台風、台風20号(中国語名:閃電、ATSANI)の陸上警報を発令しました。5日午後8時時点では、台風の中心は、台湾最南端の鵝鑾鼻の東南東約370キロメートルの海上にあり、一時間におよそ20キロメートルのスピードで西北西に向かって移動しています。
この台風の暴風域はすでにバシー海峡に入り、離島の蘭嶼、緑島を含む台湾東部の台東県、南部の屏東県、台湾最南端の恒春半島を脅かすことになります。
中央気象局は、北海岸、台湾を南北に貫く中央山脈の東側、恒春半島、南西部の沿岸地区、離島の馬祖に対して、うねりを注意するよう呼びかけています。なお、山から吹き降ろす東風の影響で、台湾北部にある、桃園、新竹、北西部にある苗栗の一部地区では、6日、33℃から34℃の高温が観測される見通しです。
中央気象局が陸上台風警報を発令したのは、今年で二回目です。前回は8月に離島の金門に対して発令したものです。11月に発生した台風が少なく、11月に台湾に襲来する台風がさらに少ないです。中央気象局の1959年以来の記録を見て見ますと、台風20号は、過去60年来、11月に海上・陸上警報が共に発令された八つ目の秋の台風で、過去20年来、11月に海上・陸上警報が共に発令された三つ目の台風でもあります。
渇水期にある台湾に降雨をもたらすことが期待されています。