開業56年の台北国賓大飯店(アンバサダーホテル台北、台湾北部・台北市中山区)が3日、老朽化のため改築を申請すると明らかにしました。老朽化のため改築を申請する台北市のホテルは、国賓大飯店が二軒目です。中国式の外観と優雅で貫禄に満ちた内装で知られる、六福客棧(レオフーホテル)は、改築のため6月から閉店しました。
台北国賓大飯店は、1964年に開業、台北市の繁華街・中山区に位置する17階建ての立派な建物です。400以上の部屋があります。56年の古い歴史を有する五つ星級の観光ホテルです。
老舗ホテルの台北国賓大飯店は、宿泊客の大多数が日本の旅行者です。今年新型コロナウイルスの影響で、宿泊率が大幅に低下、国内の旅行客に頼らざるを得なくなります。以前のような繁栄を取り戻すには、少なくとも2~3年かかります。そのため、台北国賓大飯店は、この低迷期を利用してリニューアルを行おうとするのだと考えられています。
国賓大飯店によりますと、新型コロナウイルス感染症の影響で、新竹国賓大飯店(アンバサダーホテル新竹)と高雄国賓大飯店(アンバサダーホテル高雄)は、国内の旅行客にターゲットを変えました。しかし、台北国賓大飯店(アンバサダーホテル台北)は、これまで日本人ビジネス客がおよそ7割を占めていたため、大きな衝撃を受けました。ハードウェアの制限から、親子連れの旅行客にターゲットを変えるのが困難だということです。