財政部国庫署が今年創設80周年を迎え、2日より12月25日まで、台北市内3ヶ所にて順次に特別展を開催しています。
財政部国庫署は、1940年に財政部組織法の改正により、國庫司から昇格した、国の帳場と言われるところです。台湾元10兆元もの資金を管理しており、業務内容は政府の歳入などの資金調達と地方自治体の財政監督から宝くじの発行までに渡り、タバコと酒の管理制度と、密売タバコと酒の取締りなども担当しています。
国民の生活と産業に深く関わっている国庫署は、国民に国庫署の業務をより知ってもらい、データを利用してもらえるよう、この80周年の節目の年にあたり、所蔵の資料から歴史的価値のあるファイルや写真、文物などを厳選して展覧会を開き、台湾の歴史を振り返っています。例えば、1949年、台湾に拠点を移してきた国民党政権が、同年の8月1日に初めて台湾で発行した公債。発行額が1億5900万銀元、利子4%です。これは台湾で発行された公債の中で、唯一通貨単位が銀元である公債です。
財政部の蘇建栄・部長は、「公債の発行は実券から申し込み制となったため、現在あまり実券が見かけなくなった。その他、宝くじの歴史、政府保有株式の管理、社会への貢献など、今回の展覧会を通じて、この80年間にわたる国庫署の業務の発展を振り返ることが出来る」と説明しました。
その他、台湾の高速道路の担い手、二・二八事件の導火線、さらに、日本統治時代に台湾総督府のドル箱だった・タバコと酒の専売制度、専売局の広告、販促イベントのビラ、販売業者の営業看板なども展示されています。
国庫署の展覧会は、三段階に分けて、台北市内3ヶ所にて順次に開催されます。
(1)11/2~11/18 財政部財政大楼1F、2F
(2)11/23~12/4 台湾銀行文物館
(3)12/14~12/25 国庫署仰徳大楼1F展覧室
(編集:曽輿婷/王淑卿)