年末が近づいてまいりますと、各種イベントも多くなってきます。例えば、忘年会、クリスマス、年越しイベントなどなどです。今年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で、これらのイベントが開催されるかどうかに注目が集まっています。例えば、台北市役所前広場で行われる恒例のカウントダウンイベント、今年は、新型コロナウイルスの新規感染者が週に15人以上出た場合、参加者を入れずに、ライブ配信、すなわちオンラインイベントに切り替える方針が固められました。
そして、台湾の大手ノートパソコンメーカー、仁宝電脳(コンパル・エレクトロニクス)が2日、職員の身の安全の考慮から今年忘年会を取りやめる決定を明らかにしました。台湾のハイテク産業が今年の忘年会の中止を発表したのは初めてです。台湾のほかのパソコン大手、廣達(クアンタ・コンピュータ)や英業達(インベンテック・グループ)もその影響を受けて忘年会の開催を中止するかどうかに注目が集まっています。
忘年会はないと、肝心の年末ボーナスもなくなるという心配もありますが、パソコン大手は、絶対そんなことはない、忘年会がなくても、年末ボーナスを例年通りに支給すると発表しました。
台湾のパソコン大手は、これまで毎年年末になりますと、人気歌手を呼んで、自動車や巨額な現金などが当たる抽選会を開いて忘年会を盛大に行います。参加者が数千人規模のものもあります。今年は、新型コロナウイルスの集団感染の懸念から、忘年会の開催を躊躇するハイテク産業が少なくないようです。
廣達(クアンタ・コンピュータ)は、旧正月(春節、来年2月12日)まであと数ヶ月あり、12月にも最終決定を下す見通しを示しました。なお、台湾の忘年会は、旧正月前に行われるのが普通です。軍人、公務員、教職員の年末ボーナスは、旧正月の10日前に支給されることが多いです。