台北市の柯文哲・市長が21日、台北市で新型コロナウイルスの新規感染者が週に15人以上出る場合、年末の年越しイベントを含む大型イベントをすべて中止する方針を明らかにしました。
柯・台北市長は21日、「2020台北跨境電商(越境EC、国際的な電子商取引)年会」のプロモーション記者会見であいさつした際、アメリカにおける新型コロナウイルスの新規感染者数が一時一日当たり4万人を下回ったが、ここ数日、また増えている。今年の3月から全世界では毎日新規感染者が多数増えていると指摘しています。
柯・市長によりますと、これは、全世界の新型コロナウイルスの感染はまだ沈静化していないことを示しています。現在、台湾では水際対策を厳しく実施しているため、入国者数が少なく、新型コロナウイルスの感染拡大を効果的に抑えることが出来ますが、新型コロナウイルス感染症は、短期間に収束する兆しが見えず、今後台北市の宿泊業や観光業にも影響を与え続けます。
今年の年末コンサートなどの年越しイベントが通常通りに行われるかどうかとの報道陣の質問に対して、柯文哲・市長は、台湾の現在の状況でしたら、年越しイベントを行うことが可能だが、もし、台北市で新規感染者が週に15人出る場合、大型イベントを取りやめざるを得ないと答えました。
なお、台北市と同じように行政院の直轄市である、新北市の侯友宜・市長は、毎年恒例のクリスマスイベント、新北市歓楽耶誕城(Christmasland in New Taipei City)の開催問題について、感染状況を見て調整するとし、全体のことを考えて中止すべきなら、中止するとコメントしています。
そして台湾南部の直轄市・高雄市の陳其邁・市長は、年末の年越しイベントの開催について、中央と地方は、防疫対策で足並みを揃えなければならないとし、台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の規定に従うと述べました。