海鮮料理の好きな台湾人のニーズを受け、外交部と中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)は三年連続で、台湾の業者による中央アメリカの国交樹立国産水産物の輸入を促し、友好関係を強化しています。新型コロナウイルスのパンデミックの中、コロナを効果的に封じ込めた台湾では、徐々に景気が回復しており、中央アメリカ産水産物の需要が増加しています。今年1月から9月までの輸入額は、1億1000万米ドル(およそ日本円116億円)に達し、前年より2割以上成長しています。
中華民国対外貿易発展協会の王熙蒙・副秘書長は「今年1月から9月まで、ニカラグアから輸入した冷凍バナメイエビは、前年同期比42.4%増加、ホンジュラスより輸入した冷凍エビも29.9%成長し、およそ30%近く成長した。新型コロナウイルスは、中央アメリカ産水産物を頬張る我々に影響しないことがわかった」と話しました。
なお、水際対策が引き続き行われているため、外交部と中華民国対外貿易発展協会はオンラインとオフラインを融合し、このほど、国内の輸入業者9社を招き、グアテマラ、ベリーズ、ホンジュラス、ニカラグアなど国交国の供給業者23社とともにオンライン商談会を行い、3092万米ドル規模のバナメイエビと、82万米ドル規模のロブスターを購入する商談をまとめました。
外交部国際合作及び経済事務司の邱陳煜・副司長は「今年はオンライン商談会になったが、バナメイエビとロブスターの仕入額が3100万米ドルを突破した。今後の商機は8000万米ドルを超えると予想され、台湾が国交樹立国の水産物への肯定と支持を表している」と話しました。
そのほか、外交部と中華民国対外貿易発展協会によりますと、今年台湾はベリーズと経済協力協定(ECA)を締結したため、将来ロブスターとバナメイエビの関税が年ごとに引き下げられていくと期待されています。そのほかの三カ国とは自由貿易協定(FTA)を締結しており、今後はこれらの国交国と提携し、より多くのビジネスチャンスを作り出すことが期待されているということです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)