台湾産枝豆の日本における市場シェアが12年連続でトップとなった。昨年の輸出総額は過去29年の最高を更新した。台湾の農業担当機関、行政院農業委員会もこの波に乗って更に輸出額を増やそうと、輸出できない規格外の枝豆を加工し、高タンパクでコレステロールゼロと、競争力も高い高機能性植物飲料を製造。国内市場だけでなく、日本や欧米市場をターゲットに、5年以内に生産額1億台湾元(日本円およそ3億7000万円)を目指している。
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今年は台湾産枝豆の輸出開始から50周年。高雄農業改良場によると、国産枝豆の輸出は12年連続で中国やタイを破り、日本における市場シェアトップとなりました。さらに昨年の枝豆の輸出総額は26.1億台湾元(日本円およそ95億6000万円)と、過去29年の最高を記録しました。
農業委員会もこの波に乗って更に輸出額を増やそうと、見た目がよくない、輸出できないといった規格外の枝豆を使い、フリーズドライして濃縮し、細かくするなどの加工を行い、粉末状の、お湯を注ぐだけの飲み物を作り出しました。従来の冷凍枝豆と比較してもタンパク質や食物繊維、レシチンなどの機能性成分を多く含み、コレステロールはゼロです。
規格外の枝豆はこれまではさやを剥いて剥き枝豆として販売していましたが、今回、ドリンクを作ったことで、付加価値を高め、輸出販売への助けとなります。
高雄農業改良場の戴順發・工場長
「剥き枝豆の価格は大体1キロ60台湾元で、枝豆の輸出価格より低い。今、枝豆の輸出価格は65元から75元の間くらいだ。これをフリーズドライ商品にした場合、大体1キロの生産額は1,500元前後にまで達することができる。」
高雄農業改良場は、現在すでにメーカーに製造技術の移転を行っており、毎年1万2000トンの規格外枝豆を加工して飲み物にする予定で、ドリンクとしての「新たな緑のゴールド」になる見通しを示しました。枝豆はその高い経済価値から「緑金(緑のゴールド)」と呼ばれています。5年以内に生産額1億元達成を目指しています。
また技術移転を受けるメーカーは日本向け輸出だけでなく、シンガポールや欧米市場にも潜在力があると見ています。
メーカー代表の劉淑華さん
「日本だけでなく、欧米市場も興味を持っていると思う。なぜなら欧米では今、枝豆の消費量がどんどん増加している。彼らにとって枝豆は一種のスーパーフードと認識している。なので、欧米市場も非常に大きな
可能性を秘めていると思っている。」
高雄農業改良場も、現在のところこの商品は健康食品表示の申請をしていないが、今後、業者の申請のフォローもしていきたいと語りました。
(編集:中野理絵/王淑卿)