行政院主計総署が発表したところによると、台湾の9月の消費者物価指数(CPI)は、前の年の同じ月に比べて0.58%下落でした。これで、対前年同月比で8カ月連続での下落となりました。これは、主に燃料費が16%下落、青果の価格が13%下落したためです。また、ホテルなどの宿泊料金、台湾内での団体旅行費用も下落しています。さらに、下落が難しいとされる外食費も、前の月に比べて下落しました。
ただし、ニンニクは、輸入量が前の年の同じ月に比べて47%減少したことなどから、価格が2倍に値上がりし、この22年で最高となりました。これは、例年であれば台湾から現地に人を派遣して監督を行うのですが、新型コロナウイルス感染の影響で海外への渡航ができず、輸入されたニンニクに大量の土が混入し、台湾での輸入の際の検疫に合格できなかったためです。
行政院主計総処によりますと、今年第3四半期(7~9月)の消費者物価指数(CPI)は前の年の同じ時期に比べて0.58%下落し、2四半期連続の下落となりました。ただし、下落の原因が主に石油価格の下落であり、しかも卸売り・小売および飲食業の売上高は成長しており、消費が衰えておらず、デフレーション(通貨緊縮)の可能性はないということです。