第75回国連総会が15日に始まり、22日から26日まで、そして29日に一般討論演説が行われています。ラテンアメリカにある国交樹立国ハイチと太平洋にある国交樹立国ナウルは24日にそれぞれ台湾のために声をあげました。
外交部が25日に発表したところによりますと、ハイチのジョブネル・モイーズ大統領は、ハイチが新型コロナウイルスを効果的に封じ込めたことについて台湾に感謝しました。モイーズ大統領は、「現在は、国際社会がこの国の存在権を認め、そして国際組織、特に国連にそのしかるべき地位を与えるべきときだ」と指摘しました。
一方、ナウルのライノル・エニミア大統領も発言の中で、新型コロナウイルスの感染防止について台湾に感謝し、「真の友」と称えています。エニミア大統領は発言の中で、国連が人類に対する約束を守って台湾にいる2350万人もほかの国々の人と同じような権利を享受できるよう確保することを求めました。
エニミア大統領は、「台湾は、世界各国が新型コロナウイルスに対抗する際の重要なパートナーだ。世界各国が直面している各種の挑戦に対応するには、現在は以前よりさらに包容力と団結が必要になってきている。」と指摘しました。
25日時点では、中華民国台湾の国交樹立国、エスワティニ王国、パラグアイ、パラオ、マーシャル諸島、ハイチ、ナウルが国連の会合で台湾のために声をあげています。ホンジュラスは8月に国連のアントニオ・グテーレス事務総長宛に書簡を送り、台湾への支持を表明しました。
なお、パラオのトミー・レメンゲサウ大統領は、国連での演説の中で、中華民国台湾と「トラベルバブル(相互国合意の域内旅行)」を締結する構想を明らかにしました。これについて、外交部は、両国の友好関係と協力関係に基づいて台湾の防疫対策の範囲内に両国間の渡航を緩める可能性を検討するとしています。