蔡英文・総統が18日夕方、怪我を押して来台した、日本の森喜朗元首相の表敬訪問を受けました。森喜朗元首相は、8月9日、李登輝・元総統を弔問するため、日本の弔問団を率いて台湾を訪問したばかりです。19日に行われる李登輝・元総統の告別礼拝に参列するため、18日午後再び台湾を訪問しています。
森喜朗元首相は、このほど家で転んで負傷したにもかかわらず、李登輝・元総統の告別礼拝に参列するため、怪我を押して来台しました。森元首相は、蔡・総統に東京オリンピックに出場する日本代表チームのユニフォームを贈り、蔡・総統も森元首相に東京オリンピックに出場する台湾の代表チームのユニフォームを贈ったほか、東京オリンピックの開催を祝うため台湾で発行された数量限定の交通系ICカード「悠遊卡(イージーカード)」も贈りました。

蔡・総統は、16日に菅内閣が発足した。台湾と日本のパートナーシップは、政府と民間にかかわらず、ますます緊密になっている。菅首相は、これまでも台湾のために声をあげ、台湾による国際組織への参加に支持を表明してきたとし、森元首相の訪台を機に、台湾の人民を代表して菅新内閣に対する祝意を表明したと述べました。
蔡・総統はまた、安倍前首相が在任中、台日関係のさらなる促進のために尽くした貢献にも感謝し、台湾と日本の努力の下、各分野における協力関係がさらに深まり、台日関係も新たな一ページを切り開くことが出来ると信じていると期待を示しました。
蔡・総統は、東京オリンピックが順調に開催できることと、台湾と日本の選手らがいずれもいい成績を残すことにも期待を示しました。
森喜朗元首相は、前回当時の安倍首相の委託を受けて李登輝・元総統を弔問した。今回安倍前首相から再度依頼を受けた。人生が長くなく、ひょっとしたら今回は最後の訪台かもしれないと思って安倍前首相の付託を受けたと説明しました。
森元首相は、台湾は日本と同じように、自由、民主などの普遍的な価値を享受しており、理念も一致しているとし、台日関係は今後もさらに深まるよう期待を示しました。