アメリカ国務省のクラック次官が17日から19日まで台湾を訪れている。滞在期間中、蔡英文・総統を表敬訪問する。クラック国務次官は、中華民国とアメリカとの国交断絶後、台湾を訪問する最高位のアメリカの高官。経済部の王美花・部長は、「訪台するアメリカの高官の地位が高ければ高いほど、得るものも多くなる」と述べ、クラック国務次官一行の訪問に歓迎を示した。
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アメリカ国務院経済成長・エネルギー・環境担当のクラック国務次官が17日、台湾を訪問する予定です。中華民国とアメリカとの国交断絶以来、アメリカの高官としては最も高いレベルの訪問となります。しかし、台湾経済界では、台湾を訪れるアメリカの高官のレベルが上がるにつれて、要求も高くなり、台湾のコマが減っていく可能性があると心配している人もいます。このことについて、経済部の王美花・部長は、「問題はない。高官のレベルが上がるにつれて得るものも多くなる。私たちはクラック次官、そしてこの一行の訪問を歓迎する。」と説明しました。
クラック国務次官は、17日の午後3時に台湾に到着、18日に経済会議に参加、蔡英文・総統と蘇貞昌・行政院長を表敬訪問、19日に李登輝・元総統の告別礼拝に参加する予定です。
また、外交部の呉釗燮・部長は、先日行われたワシントンにあるシンクタンク「グローバル台湾研究センター」のオンラインスピーチで、「台湾とアメリカは今、経済とビジネスについて対話を始めようとしている。アメリカ国務省より、経済成長・エネルギー・環境担当のクラック次官を迎えることで、より高いレベルの対話により、台湾とアメリカの関係もさらに次のステップへ上がることができると信じている」とコメント。
また、台湾がアメリカの牛肉や豚肉の輸入制限を緩和したことにも触れ、これで台湾とアメリカの「相互貿易協定(BTA)」締結への扉が開くことを期待していると述べました。
ただ、最終的には、台湾とアメリカの対話にしても、BTA締結にしても、政府は台湾の利益を確保することができるのかにやはり市民は最も関心を寄せています。
(編集:中野理絵/王淑卿)