台湾南部の最大の水がめである曽文ダムでは、貯水量が例年同時期の半分に低下しています。これは、今年の夏場に台風が台湾に上陸しておらず、降水量が少なかったためです。10月末までに貯水量が満杯にならない場合、来年の嘉義、台南地区のコメの一期作用の灌漑用水が不足することになります。
経済部水利署南区水資源局によりますと、現在、曽文ダムの有効貯水量は2億388万トンで、満水時の40.1%です。これは、この47年で同時期としては最低です。また、例年の平均値に比べて2億トン少なく、ほぼ半分となっています。
現在の貯水量では、今年のコメの二期作に必要な灌漑用水、来年の生活用水と工業用水の供給には十分ですが、10月末までに貯水量が満杯にならない場合、来年の嘉義、台南地区のコメの一期作用の灌漑用水が不足することになり、他のダムからの支援が必要となります。
この他のダムでは、曽文ダムとつながっている烏山頭ダムは、有效貯水量が5702万トンで、貯水率は72.4%です。台南市に生活用水と工業用水を供給している南化ダムは貯水量が8933万トン、貯水率が98.38%で、ほぼ満水の状態です。