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花蓮・台東のアミ族豊年祭、今年はコロナで中止

  • 14 September, 2020
  • 早田健文
花蓮・台東のアミ族豊年祭、今年はコロナで中止
昨年2019年、台東県池上郷で開催されたアミ族の豊年祭。今年は新型コロナウイルス感染の影響で、各地で開催が中止されている。(写真:CNA)

台湾東部の花蓮県、台東県の各地で毎年開催される先住民族「アミ族」の豊年祭が、今年、新型コロナウイルス感染の影響で中止されることになりました。

この「アミ族」の豊年祭は、これまで一度も中止されたことはなく、今年が初めての中止です。台湾の日本統治時代の80年前、日本の当局から中止を求められましたが、各集落で引き続き開催されました。また、17年前の2003年に台湾でSARSの感染が拡大しましたが、この時も中止されませんでした。しかし、今年は新型コロナウイルス感染を防ぐため、一部の集落で中止を決定しています。

この豊年祭では、集落の人たちがアミ族の伝統的な衣装を身にまとい、手と手をつないで円を作って歓迎の踊りを繰り広げます。しかし、新型コロナウイルス感染の防止のため、大勢の人が集まる集会では、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を取ることが求められるため、手をつなぐことができなくなっています。また、歌を歌う場合はマスクの着用が求められます。このため、通常の形での豊年祭の開催が難しい状況となっています。

豊年祭を開催するかどうかは、各集落が自主的に決定することになりますが、台東県の統計では、これまでに東河郷の10集落、成功鎮の14集落が中止を決定しています。また、一部の集落では、開催はするものの、内容を縮小したり、一部の内容だけにとどめたりするなどの方法で対応する予定です。

また、アミ族だけでなく台東県、花蓮県のブヌン族のお祭りも、今年3月以降は多くが中止されています。

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