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台湾、ラクトパミン使用の米産豚肉と生後30ヶ月米産牛肉輸入解禁

  • 28 August, 2020
  • 王淑卿
台湾、ラクトパミン使用の米産豚肉と生後30ヶ月米産牛肉輸入解禁
蔡・総統が28日午後、米産豚肉と米産牛肉の輸入制限を緩和すると発表。蔡・総統は、政府は、台湾の養豚農家を犠牲にすることはない。台湾元100億元(約日本円360億円)の「養豚産業基金」を設けて台湾の養豚農家の収益を確保すると明らかにした。(写真:CNA)

蔡英文・総統が、飼料添加物ラクトパミンを使用するアメリカ産の豚肉と、生後30ヶ月のアメリカ産牛肉の輸入を解禁すると発表しました。

ラクトパミンは、牛や豚の赤身の割合を増やす効果があるとされています。

蔡・総統は28日午後、総統府で談話を発表、厳しいリスク評価を行った結果、ラクトパミンを使用するアメリカ産の豚肉と、生後30ヶ月のアメリカ産牛肉の輸入を解禁すると発表しました。

蔡・総統によりますと、政府が数年間にわたって厳しい評価を行った後、関連機関に対して、「国民の健康を守る」という前提の下、科学的根拠、国際市場の基準などに基づいて、ラクトパミンを使用する豚肉の輸入に関する許容基準を作り、生後30ヶ月のアメリカ産牛肉の輸入解禁を決めました。

これは、国家の経済的な利益に基づくもので、将来の戦略目標全体に合致する決定だということです。

蔡・総統は、「我々がアメリカ産豚肉とアメリカ産牛肉の議題で重要な一歩を踏み出すことが出来れば、それは、台湾とアメリカが経済の面で全方位の協力関係を築く重要な出発点になる。将来、我々の経済・貿易戦略がさらに活発になり、さらにパワフルなものになる。過去2年、米中貿易摩擦と新型コロナウイルス感染症の影響を受けた産業、特に従来型産業にとって、これは重要な契機になるだろう」と述べました。

台湾の農業・漁業・牧畜業の所轄機関、行政院農業委員会のトップである、陳吉仲・主任委員は、自分のフェスブックに投稿し、「現在、台湾産豚肉の自給率は90%以上に達し、輸入の豚肉は僅か1%しかない。輸入豚肉のうち、カナダからのものが最も多く、次はスペイン。アメリカ産のものは輸入の13%しか占めていない。アメリカ産豚肉のうち、ラクトパミンを使っているのは、22%のみ。カナダとスペインは、輸出豚肉でラクトパミンを使用していない。つまり、台湾の消費者が、ラクトパミンが残留する外国産の豚肉を食べる確率は、0.286%しかない。非常に低い」と書き込みました。

陳吉仲・主任委員は、書き込みの中で、「現在、ラクトパミンは、すでに公認され世界で通用する安全基準がある。厳しいリスク評価と多くの先進国の検証の下、国際的な認定基準に合致すれば、安全性の心配はないことが証明されている」と、アメリカ産豚肉の安全性にお墨付き!

(編集:王淑卿)

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