外交部が20日、月末に台湾を訪問するチェコ上院議長訪問団一行に対して最も厳しい防疫措置を実施する方針を明らかにしました。
チェコのミロシュ・ビストルチル上院議長が8月30日から9月4日にかけてチェコの科学研究者、国会議員、企業のリーダーから成る訪問団一行90人を率いて台湾を訪問します。新型コロナウイルスのパンデミックが、まだ沈静化していないことから、訪問団一行の検疫問題に注目が集まっています。
外交部の欧江安・報道官は20日、「外交部が台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部『中央感染状況指揮センター』と話し合った結果、訪問団の人数、滞在日数、スケジュールの機動性などを考えて、訪問団全員に対してウイルス検査を3回実施することを決定した」と明らかにしました。
これは最近、台湾を訪問した日本の森喜朗・元首相とアメリカのアレックス・アザー厚生長官などの高官よりもさらに高いレベルの防疫措置となります。それは訪問団一行が滞在期間中、台湾の関係者とスムーズに各種の活動を行い、訪問の目的を達成することが出来るよう図るためだということです。
欧江安・報道官によりますと、訪問団全員は、搭乗日から3営業日以内のウイルス検査陰性報告を呈示する必要があります。陰性報告のないメンバーは、チャーター機に搭乗できません。入国時にもう一度ウイルス検査を受け、滞在期間中、さらにもう一度ウイルス検査を受ける必要があるということです。
ウイルス検査のほか、訪問団一行は、乗り継ぎの感染リスクを防ぐため、チャーター機で往復し、ホテルに泊まる際も、専用のフロアとエレベーターを使い、一般の宿泊客と接触しないなどの防疫措置が施されます。滞在期間中、全行程においてマスクを着用、毎日体温を測定、すべての会議や活動に参加する人の名前を登録する「実名制」を実施します。