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台米、断交後初の医療公衆衛生協力覚書締結

  • 11 August, 2020
  • 曾輿婷
台米、断交後初の医療公衆衛生協力覚書締結
台湾とアメリカが10日、医療や公衆衛生に関する協力を強化する協力覚書「医衛合作瞭解備忘録(医療・公衆衛生協力了解覚書)」を締結し、衛生福利部(日本の厚労省に類似)の陳時中・部長(=大臣、右)とアメリカ保健福祉省のアレックス・アザー長官(左)が締結式に立ち会った。(写真:CNA)

台湾とアメリカが10日、医療や公衆衛生に関する協力を強化する協力覚書「医衛合作瞭解備忘録(医療・公衆衛生協力了解覚書)」を締結し、衛生福利部(日本の厚労省に類似)の陳時中・部長(=大臣)とアメリカ保健福祉省のアレックス・アザー長官が締結式に立ち会った。これは、双方が1979年に国交断絶して以来、初めて交わした医療・公衆衛生に関する正式な文書であり、台米関係の発展に新たな一ページを切り開いた。

中華民国台湾とアメリカはこれまで、新興感染症の防止と治療、デング熱ワクチンの研究開発など、医療・公衆衛生領域において20年以上協力関係を結んできた。新たに調印されたMOU「医衛合作瞭解備忘録」は、締結機関が双方の厚生省レベルに引き上げられたほか、協力の範囲も、グローバルヘルスセキュリティ、伝染病の予防・治療、公衆衛生実験室、慢性疾患の予防・治療、健康の促進などに広まった。両国は今後、共同プログラム、人員の交流訓練と相互訪問、連絡窓口の設置、学会の開催などを通して、台湾とアメリカの人民の健康福祉と、グローバルヘルスセキュリティを促進するという。

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台湾とアメリカが10日、医療や公衆衛生に関する協力を強化する協力覚書を締結しました。この覚書は、中華民国とアメリカが1979年に国交断絶して以来、初めて交わした医療と公衆衛生に関する正式な文書です。また、調印式に立ち会った、アメリカ保健福祉省のアレックス・アザー長官は、1979年に両国の国交断絶以来、台湾を訪問する最高位の閣僚であることから、台米関係が新たな一ページを切り開いたと考えられています。

台湾の衛生福利部の陳時中・部長によりますと、台湾は2019年WHO総会の時からアメリカに協力覚書締結を提案しました。一年あまりの努力を経て、ようやく実ったということです。

陳時中・衛生福利部長は、「新たに締結したMOUは、衛生福利部とアメリカの保健福祉省によって執行される初めての協力覚書だ。協力の範囲はグローバルヘルスセキュリティ、伝染病と慢性疾患の予防・治療、健康促進、デジタルヘルス、公衆衛生実験室、薬物の乱用などに広まった。今後は共同プログラム、人員の交流訓練と相互訪問、双方の連絡窓口の設置、シンポジウムの開催などを通して、台湾とアメリカの人民の健康福祉と、アジア太平洋地域、さらにグローバルヘルスセキュリティを促進する。このMOUの締結により、台米関係の新たな1ページを開くよう努力する」と説明しました。

アメリカ保健福祉省のアレックス・アザー長官はこれに対し、「台湾は科学技術だけでなく、民主、開放的な『台湾モデル』を通して新型コロナウイルスの封じ込みに成功した」と称え、「この協力覚書を通して、過去20年余りに及ぶアメリカの保健福祉省と台湾の衛生福利部との協力関係の正常化を図り、今後もより多くの分野で協力していけるよう期待している」と話しました。

協力覚書のほか、陳時中・部長と、アレックス・アザー長官は、両国の大臣レベルの医療と公衆衛生協力意向書にも署名しました。

(編集:曽輿婷/王淑卿)

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