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日本の森喜朗・元首相、故・李登輝・元総統の弔問に台北訪問

  • 10 August, 2020
  • 早田健文
日本の森喜朗・元首相、故・李登輝・元総統の弔問に台北訪問
日本の森喜朗・元首相(前)が、李登輝・元総統の弔問のため台湾を訪れた。(写真:CNA)

日本の森喜朗・元首相は9日、7月30日に亡くなった李登輝・元総統を追悼するため台湾を訪問し、蔡英文・総統とも会見しました。

森・元首相は、超党派の国会議員訪問団と共に、チャーター機で台北松山空港に到着し、新型コロナウイルスの感染リスクを最小限に抑えるため、その日のうちにチャーター機で帰国しました。

森・元首相は、台北賓館に設けられた李登輝・元総統の祭壇に献花し、弔辞を読み上げました。この中で森・元首相は、「あなたは台湾総統の経験者として、私は日本国総理として、それぞれの立場はありましたが、お互いの人間としての友情や尊敬は一度も揺らぐことはありませんでした」と語ると共に、「台湾と日本の間には、 沢山の人と人との絆が出来上がっています。台湾は、あなたが理想とした民主化を成し遂 げ、台湾と日本は、自由と民主主義、人権、そして普遍的な価値を共有する、素晴らしい 親善関係・友好関係を築き上げました。きっと、あなたと私の友情も、次の世代へしっかりと受け継がれ、日台の親善関係はますます強固なものになっていくでしょう」と述べました。

これに先立ち、森・元首相は、総統府を訪れ、蔡英文・総統と会見しました。訪問を受けた蔡英文・総統は、日本からの弔問団が李登輝・元総統の弔問のために台湾を訪れたことに感謝を表明すると共に、「李登輝・元総統が台湾と二灣の関係を重視していたことは多くの人が知るところだ。そして、退任後も台湾と日本の友好促進に尽力した。ここ数年、台湾と日本の関係は、李登輝・元総統と日本側の努力のおかげで大きく向上し、好感度も高まっている」と指摘しました。

また、蔡英文・総統は、「今回の新型コロナウイルス感染で、台湾と日本の政府は協力を繰り返した。また、日本の安倍首相などが、何度も台湾のWHO(世界保健機関)年次総会への参加を支持してくださったことに感謝している。感染症防止の上で、台湾と日本が情報の共有、ワクチン、治療薬の開発などでより多くの協力が生まれることを期待している」と語りました。

これに対して森喜朗・元首相は、安倍首相からの「李登輝・元総統のご冥福を祈る。日本は、李登輝・元総統の台湾と日本との関係への貢献に感謝し、敬服している」とのメッセージを伝えました。

李登輝・元総統の弔問に、海外から弔問団が台湾を訪れるのはこれが初めてです。この弔問団には、森喜朗・元首相のほか、「日華議員懇談会」の古屋圭司会長、安倍首相の実弟である岸信夫・衆議院議員、衛藤征士郎・衆議院議員、長島昭久・衆議院議員、中山泰秀・衆議院議員、富田茂之・衆議院議員、中川正春・衆議院議員、榛葉賀津也・参議院議員、石井章・参議院議員が参加しました。

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