蔡英文・総統が9日午後4時、総統府で日本の森喜朗元首相率いる「李登輝・元総統弔問団」一行の表敬訪問を受けました。蔡・総統は、握手の代わりに三国志でよく見るあいさつの仕方、拱手(きょうしゅ)で貴賓一人ずつにあいさつしました。蔡・総統は、新型コロナウイルスのパンデミックは、スケジュールのセッティングに若干影響を及ぼしていることについて日本側の理解を求めました。
李登輝・元総統は、7月30日に多臓器不全と敗血症性ショックで亡くなり、享年97歳でした。日本は世界各国に先駆けて弔問団を組織して9日午後2時半にチャーター機で来台しました。
蔡・総統は、一行の李登輝・元総統弔問に感謝しました。

蔡・総統(右)は、握手の代わりに三国志でよく見るあいさつの仕方、拱手(きょうしゅ)で貴賓一人ずつにあいさつしました。右は森喜朗元首相、左は岸信夫衆議院議員。(写真:CNA)
森喜朗元首相は、あいさつの中で、周知のように李登輝・元総統は台日関係を非常に重視していた。総統退任後も、両国の友好関係の促進に尽力していた。ここ数年、両国の人的往来がさらに盛んになり、相互訪問人数も、好感度も前向きな方向に向かって発展していると述べました。
森元首相は、また、新型コロナウイルスのパンデミックがまだ収束していない現在、台湾と日本は、関連情報の共有、薬品の研究開発、専門家の交流などの分野でさらに協力できるよう期待を示しました。
弔問団一行は、蔡・総統への表敬訪問を終えたあと、午後5時に李登輝・元総統の献花会場が設けられている迎賓館、台北賓館に向かい、李登輝・元総統を弔問します。
弔問団一行は、午後6時30分、チャーター機で台湾を離れる予定です。