日本の森喜朗元首相を団長とする「李登輝・元総統弔問団」が、7月30日に多臓器不全と敗血症性ショックで亡くなった李登輝・元総統を追悼するため、9日午後2時33分、チャーター機で台湾に到着しました。新型コロナウイルスの感染リスクなどの影響を最小限にするため、日帰り日程となっています。
海外からの弔問団が初めてで、特別に深い意義があります。2001年、李登輝・元総統退任後、医療を受けるため日本を訪問しようとしていた際、当時の森喜朗首相は、河野洋平外相の反対を顧みず、安倍晋三内閣官房副長官と、李登輝・元総統にビザを発給することを主張していました。
「李登輝・元総統弔問団」は、日本の超党派国会議員連盟「日華議員懇談会」と日本の対台湾窓口機関「日本台湾交流協会」が組織したものです。団長は森喜朗元首相、団員には、「日華議員懇談会」の古屋圭司会長、安倍首相の実弟・岸信夫衆議院議員、衛藤征士郎衆議院議員、長島昭久衆議院議員、中山泰秀衆議院議員、富田茂之衆議院議員、中川正春衆議院議員、榛葉賀津也参議院議員、石井 章参議院議員が含まれており、「日本台湾交流協会」の谷﨑泰明理事長も同行しています。
「日華議員懇談会」の古屋圭司会長は、出発前に台湾のメディアのインタビューを受け、今回台湾に滞在する時間はわずか3時間だが、目的は一つしかない。李登輝・元総統に追悼と敬意を表するためだ。台湾と日本の友好関係への李登輝・元総統の貢献に感謝するためだと述べました。
古屋圭司会長が7日に開かれた記者会見で、森喜朗元首相は特使ではないが、事実上安倍首相の代理だ。これは台湾に向かう初めての外国弔問団だ。日本と台湾の友好関係の表れだとの見方を示しました。
森喜朗元首相は、安倍首相の代表として蔡英文・総統にメッセージを伝えるかに注目が集まっています。