ポストコロナ時代に運動習慣の定着を促そうと、行政院体育署が発行する台湾元500元(約日本円1800円)相当、総額台湾元20億元(約日本円71億円)のスポーツ系経済振興クーポン券「動滋券」は、28日午後にオンライン公開抽選会が行われ、400万人の当選者が選ばれました。
「動滋券」の抽選は、中華民国台湾の国民と、居留証を持ち、台湾人と結婚した外国籍配偶者を対象としています。応募条件を満たした人は698万7263人、当選確率はおよそ57%です。
28日の公開抽選会では、東京オリンピックに出場する中華民国台湾の代表選手、射撃代表の呂紹全・選手、卓球代表の鄭怡静・選手、ボクシング代表の陳念琴・選手と、競泳代表の王冠閎・選手は、ダーツを2回ずつ、全部で8回投げました。4人が当たった8組の数字をもとに、抽選ツールがランダムで16桁の乱数を生成し、さらにその乱数から、当選者400万人を抽出しました。
文化部が発行した芸術振興クーポン券「芸FUN券」のように、国民身分証の末尾の数字を抽選するのではありません。その理由について、体育署の林騰蛟・代理署長によりますと、当選確率7割の芸FUN券に比べて、「動滋券」の応募者数は698万人を越え、当選者数はわずか400万人。当選確率は6割未満です。国民身分証の最後の数字だけを抽選するならば、半数以上の人は落選する可能性がありますので、オードリー・タン政務委員のアドバイスに従い、乱数抽選で当選者を決めることにしたということです。
林・代理署長によりますと、乱数抽選により、国民身分証の末尾の数字は何であろうと、当選確率はほぼ同じです。ただし、数字の「4」は、死亡の「死」の発音と同じであることから、昔から不吉な数字とされ、さらに内政部は2000年以降、国民身分証の番号の末尾に「4」を使わなくなりましたので、他の数字と比べて、末尾「4」の当選確率はやや低いということです。
体育署によりますと、「動滋券」の当選者は、29日朝10時までに、携帯で当選通知ショートメッセージがもらえます。クーポン券は「動滋券」の公式サイトでQRコードとして発行されます。国民身分証の末尾の数字が偶数の場合は30日、奇数の場合は、31日午前10時から夜12時までに同サイトで受け取る事ができます。8月1日から12月31日までは、奇数か偶数かの制限を受けなくなるということです。
「動滋券」の有効期限は今年の8月1日から12月31日まで。対象となるスポーツ施設、スポーツ用品店やスポーツ試合のチケットで利用できるということです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)