日本・東京の渋谷区立松濤美術館で8日、9日から9月21日まで行われる「いま、台湾-台灣美術院の作家たち-」展の開幕セレモニーが行われた。
「いま、台湾-台灣美術院の作家たち-」展では、台湾美術の振興と発展、国際交流を図ることを目的に設立された「台湾美術院」のメンバー20人の47作品のほか、台湾の著名な書画家、鄭善禧氏の4点の書、そして歌手、女優としての活動の他、版画家として活躍しているジュディ・オングさんの木版画3点が展示される。
開幕セレモニーには日本における中華民国大使に相当する沈斯淳・日本駐在代表が出席。沈・駐在代表は挨拶の中で、「今回の『いま、台湾-台灣美術院の作家たち-』展のほか、『台北 國立故宮博物院-神品至宝-』展が現在東京国立博物館で行われており、10月7日からは九州国立博物館で展示される。また9月には、東京、森美術館で李明維氏の個展が、秋には東京藝術大学で同校出身の故・陳澄波氏らの展覧会が行われる」として、今年は中華民国台湾と日本の美術交流において、多くの記念すべきイベントが行われる年になったと指摘した。
セレモニーに参加したジュディ・オングさんは、「かねてから台湾と日本の交流がさらに深まることを希望してきた。この美術展は非常にいい機会となる」と述べた。
また、この開幕セレモニーでは、司会者が先日発生した旅客機墜落事故と高雄市の爆発事故の犠牲者に対して、哀悼の意を表明した。
ジュディさんは、9日の夜に台湾で行われる、高雄市の爆発事故の被災者を支援するための募金活動に参加し、自身の版画をチャリティに出品する事を明らかにした。
ジュディさんは「高雄のみなさん、日本でニュースを見て心を痛めていました。私の両親も高雄に住んでいます。郊外なので影響は受けませんでしたが、親戚の多くが高雄市内に住んでいます。私は居ても立ってもいられなくなり、台湾の友達に電話をして、寄付をしたい、故郷を助けたいと話しました。みなさん、この苦しい時を何とか乗り越えて欲しいと願っています。一緒に頑張りましょう。私も台湾に帰ってお手伝いします」と呼びかけた。