21日に台湾からタイに帰国した外国人労働者は、新型コロナウイルスに感染していることが25日に確認されました。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部・中央感染状況指揮センターは27日に臨時記者会見を開き、この労働者は台湾で感染する疑いがあるとし、すでに濃厚接触者にウイルス検査を実施し、在宅隔離を要求したと発表しました。
中央感染状況指揮センターによりますと、この労働者は台湾北部の会社で働いていました。同じ会社にはタイ人労働者が8人いて、台湾人労働者数とウイルスの感染経路などについてはまだ調べているということです。
台湾では27日、新型コロナウイルスの感染者が新たに4人増えて累計462人になり、四人とも海外で感染しました。そのうち1人は、アフリカ南部にあるレソト王国で働いた20代の女性。23日に南アフリカ、ドバイを経由して帰国し、体調の不具合を申告して検査を受け、感染が確認されました。その女性に同行した8人の同僚と友人は、在宅隔離の対象となり、まだウイルス検査の結果を待っているということです。
アフリカ在住の華僑事務を担う、陳俊裕・僑務委員によりますと、採取された検体は、南アフリカに送られる必要があるため、検査の結果がわかるまで、少し遅延が生じる可能性があります。
460例目と461例目は母子、同じ南アフリカから帰国しました。息子は集中検疫施設に送られましたが、母親は摂氏39度の熱が出ていたため、直接病院へ搬送されました。462例目はアメリカから帰国した60代の男性。入国時には症状はなかったものの、26日に呼吸が浅いなどの症状が出て検査を受けたところ、感染が確認されたということです。
また台湾では28日に、更に感染者が新たに5人増えて累計467人になりました。5人とも域外感染でした。5人のうち、4人はフィリピンからの入国者、1人は香港からの入国者。これは、6月7日に新型コロナウイルスの感染予防に対する制限が緩和して以来、1日の新規感染者数として最多となりました。
中央感染状況指揮センターによると、台湾の新型コロナウイルス感染者は、累計467人、そのうち域外感染は376人、域内感染は55人、36人は集団感染が起きた海軍の艦隊「敦睦艦隊」の感染者ということです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)