高雄市長補欠選挙に最大野党・国民党の公認候補として出馬している李眉蓁・候補は、修士論文で他人の論文を盗用したと指摘され、修士の学位を放棄すると表明しました。
これについて、李眉蓁・候補に修士号を授与した国立中山大学は26日、論文の審査には基準があり、審査の過程は公正で公開されたものだと表明しました。また、李眉蓁・候補の論文盗用問題については、専門分野の学外の学者に審査を要請し、1月以内に盗用があったかどうかの判断を行うということです。
李眉蓁・候補の論文盗用問題では、他の政治家の論文に対しても疑問が持たれると共に、学位を授与した大学の論文審査に対しても疑問が持たれています。
高雄市長補欠選挙に出馬している国民党の李眉蓁・候補は、修士論文の盗用問題が指摘され、批判が高まったことに対応するため、23日に声明を発表し、中山大学から授与された修士号を放棄すると表明しました。また、この問題で選挙の焦点があいまいとなり、社会的資源を浪費していることは遺憾だと指摘し、また自分の個人的な不注意で学術倫理の論争を引き起こしたことについて謝罪しました。そして、高雄市長の補欠選挙が政策論争に立ち戻ることを希望すると述べました。
高雄市長の補欠選挙は、国民党所属の韓国瑜・市長が罷免されたことを受けて行われるもので、8月15日に投票が行われます。この選挙には、国民党の李眉蓁・高雄市議会議員のほか、与党・民進党の陳其邁・前行政院副院長、それに台湾民衆党公認候補として呉益政・高雄市議会議員が出馬しており、三つ巴の戦いとなっています。