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台湾、自然増減が初のマイナスに

  • 22 July, 2020
  • 曾輿婷
台湾、自然増減が初のマイナスに
台湾では2020年上半期、人口の自然増減数が初めてマイナスになった。 内政部の統計によると、今年上半期、1月から6月の六ヶ月間、出生率が死亡率より高い月は、わずか1ヶ月。上半期の合計出生数は79,760人に対し、死亡数は88,555人、9000人近くの差がある。また、新型コロナウイルスの影響で、今年上半期の結婚件数は62,345組、去年同期(68,887組)より約6,500組減少した。これにより、今年下半期と来年の出生率は引き続き低迷する見込み。(写真:CNA)

台湾は2020年上半期、人口の自然増減数がマイナスになりました。

子供2人を持っている蘇さん。子供を私立幼稚園に通わせた。授業料だけで月台湾元4万元(約日本円15万円)、もうひとり子供が欲しくても養えません。

内政部の統計によりますと、今年上半期、1月から6月の六ヶ月間、出生数が死亡数より高い月は、わずか1ヶ月。上半期の合計出生数は79,760人、死亡数は88,555人、9000人近くの差があります。

また、新型コロナウイルスの影響で、海外移住者は移入者より16,026人多く、これも台湾の人口が減少する原因の一つと見られています。

国立台湾大学社会学科の薛承泰・教授によりますと、これほど低い出生率は、1950年に中華民国政府が台湾に移転して以来初めてということです。

また、新型コロナウイルスの影響で、今年上半期の結婚件数は62,345組にとどまり、去年同期(68,887組)よりおよそ6,500組減少しました。再来年は、寅年です。寅年生まれの子供は台湾では好まれていないため、これから3年間、台湾の人口成長率は引き続き低迷する見込みです。

薛・教授は、「これから10年間、高齢者は190万人増え、労働者世代は180万人減少するだろう」と予測しました。

内政部によりますと、今年の6月まで、台湾で15歳以上64歳未満の労働者は、およそ3.9人が、1人の年長者か子供を扶養しています。国家発展委員会は、2040年には、2人で1人を扶養し、さらに2065年になると、1.2人で1人を扶養することになると指摘、労働世代の負担がだんだん重くなっていくと推測しています。

(編集:曽輿婷/王淑卿)

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