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台湾東部、初の野生動物救護センター設置

  • 22 July, 2020
  • 曾輿婷
台湾東部、初の野生動物救護センター設置
行政院農業委員会林務局が20日、社団法人台湾野湾野生動物保育協会と協力協定を結び、台湾東部初めての大型野生動物救護センターを台東県池上郷に設置したと発表した。8月15日に開幕する予定だが、すでに運営を開始したという。(写真:林務局提供)

行政院農業委員会林務局が20日、社団法人台湾野湾野生動物保育協会と協力協定を結び、台湾東部初めての大型野生動物救護センターを台東県池上郷に設置したと発表しました。

これまで、台湾にある動物救護センターは、台湾北部、中部、南部、離島にある5ヶ所だけでした。動物愛護の普及により、傷病野生動物の通報は5年前の3倍以上に成長しましたが、自然資源が豊かな台湾東部では、傷病野生動物を発見した場合、南部の屏東県、または北部の台北市の救護センターへ移送するしかありませんでした。

これにより、農業委員会は2018年から東部野生動物救護センターの設置を発案、社団法人台湾野湾野生動物保育協会はクラウドファウンディングで資金調達。政府と民間団体が協力し合い、台湾東部初めての大型野生動物救護センターの設立を推進してきました。東部野生動物救護センターの設置によって、野生動物の救助の成功率がさらに上がると期待されています。

林務局の林華慶・局長は、「政府による動物の保護対策は、収容と治療に重点を置いていた。ところが、動物保護の先進国では、参与したがる人々は大勢いる。野湾野生動物保育協会によるクラウドファウンディングを通して、それらの人々の参与ができるようになった」と話しました。

東部野生動物救護センターは8月15日に開幕する予定ですが、すでに運営開始しています。

林務局によりますと、ここ5年間、台湾で救助された絶滅危惧種は576匹、そのうち、ミミセンザンコウは349匹で最多でした。

野湾野生動物保育協会の綦孟柔・理事長は、「ミミセンザンコウの活動範囲は、人類の生活エリアとやや重なるから、山の野良犬などは、ミミセンザンコウにとって脅威となる」と説明しました。

林務局の林・局長によりますと、ミミセンザンコウは低標高地で生息しています。近年個体数が増加したのに伴い、野良犬によって攻撃されたり、車に轢かれたりするケースも増えました。林務局は、野良犬や猫に餌をあげたら、野良犬や猫が繁殖する可能性が増え、野生動物の生存を脅かすことになるので、なるべく注意するよう呼びかけました。

(編集:曽輿婷/王淑卿)

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