台湾の大手人材紹介会社、人材バンク1111はこのほど、学生を対象に、夏休みの短期バイトに関するアンケート調査の結果を発表しました。
同調査によりますと、夏休みにアルバイトをする意向について、回答者の82.1%が「バイトする計画がある」としました。新型コロナウイルスの影響で、83.7%が「バイトを探すのは難しい」としました。理由として「仕事が少なくなった(55%)」「競争率が高くなった(16.1%)」「シフトが減った(12.6%)」が挙げられました。
もうすぐ大学四年生になるジミーさんは、去年の夏休みに2ヶ月間で台湾元10万元(およそ日本円36万円)を貯めました。今年は50社に応募しましたが、全く返信がなかったそうです。
人材バンク1111の黄若薇・広報担当によりますと、今年の夏に、同社のサイトには、15万件近くのアルバイト求人情報があり、去年同期より6万件増加しました。これはおそらく新型コロナウイルスの影響で、企業が正社員の雇用を減少する代わりに、パートの採用を増やしたためだと考えられます。なかなかバイトが見つからない原因は、コロナ禍による失業者が就活しており、競争倍率が上がったためと推測されています。ところで、15日から受け取りが始まった、行政院の経済振興クーポン券、「振興3倍券」がもたらしたビジネスチャンスを掴むため、今後各業界におけるパートの求人がさらに増加する見込みです。
なお、同調査では、回答者の42.2%がバイト先で違法な待遇を受けたことがわかりました。そのうち、「残業代が出ない(38.2%)」「給料、または時間給が最低賃金より低い(37.0%)」「健康保険と労働保険はない(35.8%)」です。それら理不尽なことに対して、回答者の67.2%は「摘発せず、我慢する」としました。
人材バンク1111の黄若薇・広報担当によりますと、学生たちは、よくフェイスブックやソーシャルメディアのグループ、ネット掲示板などを通してアルバイトを探しています。これらのところでは、違法行為に加担する「闇バイト」の可能性があるので、黄・広報担当は、バイトを探す時に十分な注意を払うよう呼びかけています。
(編集:曽輿婷/王淑卿)