イギリスに拠点を置く世界的な会計士事務所のプライスウォーターハウスクーパースの台湾子会社がこのほど発表したコロナ後の台湾経済に関するレポートで、台湾企業の世界展開にとって、ベトナム、ドイツ、インドネシアの重要性が高まると予測しています。
このレポートは、中国大陸とアメリカは依然として台湾企業の成長にとって最も重要と考えられるが、その重要性は低下し、これに対してベトナム、ドイツ、インドネシアの重要性が高まると指摘しています。そのうち、ベトナムの重要性は、日本を上回り、中国大陸、アメリカに次いで3番目に重要なパートナーになると予測しています。
また、中国大陸とアメリカの重要性が低下することから、台湾企業としてはこれに代わるより多くの道を探す必要があり、貿易摩擦や政治的原因で、中国大陸とアメリカに間でどちらの側に着くかを迫られることによるリスクを避けるべきだと指摘しています。
このレポートは、台湾企業のトップに対して行った調査をまとめたものです。これによると、台湾企業の80%以上は、新型コロナウイルス感染がもたらす世界経済の衰退を心配しており、経済成長にもたらす不確実性は、貿易摩擦や保護主義よりも深刻であり、台湾企業にとって最大の脅威だと認識しています。