台湾北部にある大屯山火山群では、去年に台湾の最高学術研究機関、中央研究院によって火山性地震が観測され、活火山であることが確認され、1万年以内に噴火する可能性があると推測されています。
中央気象局地震測報センターの林祖慰・課長は、「およそ6千年前に、大屯山が噴火した証拠があった。地震波で観測したところ、大屯山の地下およそ30キロのところには、マグマだまりがある可能性がある」と説明しました。
大屯山火山群が噴火したら、その麓にある、台北市の天母、北投、士林に影響を及ぼします。台北市の中心部にある、台湾のランドマーク、台北101も、火山群からわずか15キロ離れています。
中央気象局はこれを受け、6日に台湾初の噴火警戒レベルを発表しました。
大屯山火山群と台湾北東部の宜蘭県外海にある離島、亀山島を観測対象に、0から2までの全三段階に分けて、それぞれ緑、黄色、赤の3色で噴火の可能性を表します。レベル0は正常、緑色で示します。異常がある時は、レベル1、黄色となり、噴火する可能性がある、或いはすでに噴火している場合は、レベル2の赤信号となります。
インターネット、ショートメッセージ、セルブロードキャストを通して発令する噴火警報システムは、交通部と行政院の審査を経て年末にも供用を開始する見通しです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)