総統府は21日、新たな監察委員27人を発表し、与党・民進党の陳菊・前総統府秘書長を次期監察院長に指名しました。陳菊・前秘書長は任免に対し、「責任重大であることを承知し、政党の枠を越えて絶対的な公平を保たなければいけない」とし、立法院が人事案に同意したら、離党届を提出するとの考えを示しました。
陳菊・前秘書長は、「政党の枠を越えて、絶対的な公平を保とう」と宣言しました。
なお、公平性を期するため、蔡英文・総統は最大野党・国民党の黃健庭・元台東県長を監察院の副院長候補に、陳伸賢・元新北市副市長を監察委員に指名しましたが、二人とも辞退しました。
総統府の蘇嘉全・秘書長は、これに対して、総統府を代表して2人に感謝しました。
蘇・秘書長によりますと、監察委員の指名に完全な責任を負う蔡・総統は、指名をめぐる論争と憶測をやめてもらいたいと呼びかけています。
そのほか、新たに指名された監察委員26人に、女性と子供の支援団体、財団法人励馨社会福利事業基金会の紀恵容・前執行長、台北市の陳景峻・前副市長なども注目を集め、うち七人が、現任となります。
中華民国憲法によりますと、監察院の監察委員の任期は6年、現任の監察委員は7月31日に任期満了となります。新たな観察委員の名簿は近日中に立法院に送られ審議を受け、この人事に関する同意権投票が行われるということです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)