「ダイヤモンドリング」とも言われる金環日食は、21日午後2時50分に観測され、同日4時14分に最大日食となりました。今回を見逃したら、台湾本島では、次は195年を待たなければいけないとされ、観測スポットには多くの人が押し寄せ、レントゲン写真、ビールの空き瓶、溶接マスクなどの道具を持参し、金環日食を観察しました。
ところで、眼科医によりますと、それらの道具は日食グラスほど遮光性がよくないため、それらを通して長時間太陽を眺めていますと、目に悪い影響が起こると指摘しました。
眼科医の呂俊憲・医師は「この目には、何箇所かやけどをし、水ふくれができている。それらの観測道具で20分以上太陽を直視したら、溶接マスクはまだ軽傷だが、レントゲン写真とビールの空き瓶を使う場合は、強い太陽光が直接目に差し込んでくることになるから、目にダメージを与える主因である」と説明しました。
専門メーカーによる日食グラスでなければ、日食の観測後、目に飛蚊症(ひぶんしょう)が起き、視界がぼやけたり、歪んでしまったり見える可能性が高く、さらに黄斑部のやけどによる一時的な失明が起きる恐れがあります。
呂・医師は、「僕は金環日食を確認し、写真を一枚撮ったら、日食を観測するのを止めた。目を傷つけたくないからね」と笑いました。
呂・医師は、日食を観測したあと、目に違和感があった場合、速やかに眼科をに受診するよう呼びかけています。
(編集:曽輿婷/王淑卿)