蔡英文・総統は21日、高校生との座談会に出席し、日本が釣魚台列島(日本名、尖閣諸島)の地名変更を行おうとしていることなどについて質問されたのに対して、「台湾は確かに歴史や国際的な現実などの要因よる制限を受けているが、最も重要なことは強い集団としての国民意志を持つことだ」「国民がしっかりと自己訓練を行い、チャンスがやって来た時に、国民の意思と意見を国際社会に伝えなければならない」と語りました。
この座談会は、週刊誌の「今週刊」が主催したもので、蔡総統は29人の高校生と対話しました。この中で、1人の高校生が、日本が釣魚台列島の地名変更を行おうとしており、台湾の漁船がフィリピンから拿捕さりたり攻撃され、国際協定に調印する際に「台湾」という文字を使用できないことなどを例に挙げ、蔡総統に対して、台湾はどのようにしてその優位性を活用して世界に台湾を理解させ、国家主権を守るべきなのかと質問しました。
これに対して蔡総統は、「私たちは、私たちが一つの国家であることを知っている。しかも、私たちは、私たちが誇りに感じる国家だ。私たちには良好な民主主義があり、民主主義の原則の下で、効果的にこの国家を伝染病の侵入から守ることができた。これは、全世界が見てきたことだ。つまり、一つの国家の集団としての意志と国民の団結によって生まれた力を、全世界に見てもらったということだ。これは非常によりモデルケースだ」と強調しました。そして、「こうしたチャンスは、まだまだ一つ一つやってくる。チャンスは、準備が整った人にだけ与えられる」と指摘しました。