行政院(=内閣)の副院長(=副首相)だった、陳其邁氏が、与党・民進党の公認候補として台湾南部・高雄市の市長補欠選擧に立候補するため、17日に行政院副院長を辞任しました。行政院は19日、経済部の沈栄津・部長が陳其邁氏の後を受け継いで副院長になることと、経済部の王美花・次長が経済部長に昇格することを発表しました。
行政院の丁怡銘・報道官は、蘇貞昌・行政院長が沈栄津氏を副行政院長として起用した理由について、「経済部で38年間も勤務している沈栄津氏は、2017年8月1日に経済部長に就任して以来、産業のイノベーションやエネルギー構造の高度化を積極的に推進している。今年新型コロナウイルスが蔓延した際、『マスクのナショナルチーム』の組織に積極的に取り組み、一ヶ月以内にマスクの生産機器60台の組み立てを完成し、新型コロナウイルスの封じ込めに大きく貢献している。蘇貞昌・行政院長は、沈・副院長は今後、経済振興を促す手助けになることを期待している」と説明しました。
一方、王美花・次長の部長への昇格について、丁怡銘・報道官は、「王・次長は、経済部で39年間も勤務し、関連業務に精通している。法律専攻の王・次長は、産業関連の法規の調整には独特な見解がある。『公司法』などの改正に成功した。国家の経済発展に大きな貢献がある。世界各国との経済・貿易面における協力関係の促進を担う王・次長は、『新南向政策』、台湾と米国、台湾とEU(ヨーロッパ連合)などの貿易交渉に積極的に取り組み、投資と人材を誘致するための訪問団を複数回組織して海外を訪問し、国内の投資に新たなエネルギーをもたらしている。また、新型コロナウイルスが猛威を振るっていた際、対策本部で防疫物資部門の責任者を兼務する王・次長は、大きな貢献を果たした」と紹介しました。
丁怡銘・報道官は、蘇貞昌・行政院長は、この2人は、ポストコロナの台湾経済振興のために努力するよう期待していると伝えました。
(編集:王淑卿)