11日深夜に出発した、台湾中部・台中市の大甲鎮瀾宮の媽祖巡礼は、台中市、彰化県、雲林県、嘉義県を回り、15日夜9時、南部、嘉義県新港の奉天宮で台中市に戻る儀式が行われました。
新型コロナウイルスの影響で、今年巡礼に参加した信者は、約例年の1/5に減少しました。感染予防のため、神輿の下をくぐり、媽祖様のご加護を受ける儀式は取り消しとなったと発表されましたが、廟宇側は「神輿を待っている信者が多すぎるから、禁止するのは難しい」と話し、休憩中に状況を見て儀式を再開しました。
また、食事はその場で使い捨ての弁当箱に入れて配られていますが、弁当の受け取りに人混みができ、弁当箱とドリンクにもちゃんと密封されておらず、感染のリスクが心配されています。
なお、休憩所では、信者たちがマスクをつけずに横たわっています。
密閉空間である上、互いの距離が非常に近く、社会的距離を保っていません。新型コロナウイルスの集団感染にならないよう、今年の媽祖巡礼にはいろんな制限がかけられていますが、所々に抜け穴があるように見られています。
一方、巡礼の途中では、参加する信者の減少と警察の協力により、所要時間が大幅に短縮され、例年より数時間も早く目的地に到着したということです。
大甲鎮瀾宮の媽祖巡礼は、15日夜10時から台中市に戻ります。
16日は雲林県西螺鎮の福興宮に止まり、17日は彰化県を経由、20日に鎮瀾宮に到着する予定です。
(編集:曽輿婷/王淑卿)