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台中市の大甲媽祖の巡行が出発、コロナ抑制を象徴

  • 15 June, 2020
  • 早田健文
台中市の大甲媽祖の巡行が出発、コロナ抑制を象徴
台中市大甲の鎮瀾宮の媽祖像が、11日夜、9日間の巡行に出発した。新型コロナウイルス感染防止のため、実施が延期されていた。蘇嘉全・総統統府秘書長、盧秀燕・台中市長も参加した。(写真:CNA)

台中市大甲にある鎮瀾宮の媽祖像の巡行が11日夜、出発しました。これは、台湾での新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたことを象徴するものです。

鎮瀾宮の媽祖像の巡行は、参加者が最も多い、台湾最大の宗教行事です。今年のこの巡行は、当初は3月19日に出発する予定でしたが、新型コロナウイルス感染を防ぐため延期されていました。台湾での新型コロナウイルス感染対策が効果を上げ、3月7日からそれまで感染対策のために設けられていた各種の規制のうち一部が解除されたことを受けて、6月11日に出発することになったものです。期間は、連年と同様、9日間で、20日に鎮瀾宮に戻ります。

台中市大甲にある鎮瀾宮を出発した隊列は、台中市、彰化県、雲林県、嘉義県の多くの廟を訪れながら歩き、最後に鎮瀾宮に戻ります。全長は340キロメートルに達します。訪れる先の廟では、食べ物や飲み物が出されるのが風習ですが、主催者は各廟に対して、食べ物は弁当用の使い捨ての箱に入れ、飲み物はペットボトル入りにするよう要請しています。各廟の消毒、集まる人たちの人数制限も求めています。

出発に当たっては、主催者が参加する信者に対して、媽祖像が乗せられた神輿に触れないよう、ひざまずいて媽祖像を迎えるよう呼びかけるなど、感染防止に注意を払っていました。神輿のそばに付き添う人は、800人以下に制限し、実名を登録すると共に、毎日3回、検温を行います。

主催者は、7日に出発日を決定し、11日に出発するという慌ただしいスケジュールを組みました。これは、この行事には例年、仕事を休んで参加する人が多いのですが、休暇許可を受けるための時間を短くすることで、参加できる参加人数を減らすためです。

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