行政院大陸委員会は5日、中国大陸福建省にある厦門大学の台湾研究院が最近、台湾と中国大陸の両岸統一をシミュレーションする実験室を設置したことについて、中国共産党の対台湾工作の目標を実現することを意図していると指摘し、台湾の学界に対して、実験室や実験室に所属するスタッフと交流や共同活動を行わないよう呼びかけました。
大陸委員会は、「中国共産党は昨年初め、『1国2制度・台湾方式』の考え方を提出しており、台湾を統一するプロセスを加速させた。厦門大学台湾研究院が発表した資料によると、新しく開設された『両岸融合発展と国家統一政策シミュレーション実験室』は、統一政策のシミュレーション分析、1国2制度・台湾方式のシミュレーション分析などの研究を行う機関だ」と指摘しています。
大陸委員会は、「こうした研究の内容は、中国共産党の対台湾工作の目標を実現させるためのものであり、また台湾とのシンポジウムや関連の活動を通じて、両岸統一の雰囲気を作り出し、台湾社会に亀裂をもたらす可能性がある」と述べ、「台湾の学者、シンクタンクなどは、「相手方の意図に注意すべきであり、この実験室や実験室に所属するスタッフと交流や共同活動を行なうべきではなく、台湾と中国大陸の間の健康で正常な学術交流を守るべきだ」と呼びかけています。