蔡英文・総統が5日、イギリスの台湾における大使館に相当する、イギリス在台湾オフィスのキャサリン・ネットルトン(Catherine Nettleton)代表による表敬訪問を受けました。
蔡・総統はあいさつの中で、台湾とイギリスは理念が近いパートナーであると前置きし、イギリスの外相、アメリカの国務長官、カナダの外相、オーストラリアの外相らは共同声明を発表して「国家安全法」の導入に反対する香港を支援しているほか、イギリスはその対策を練っていると指摘、台湾も専門プロジェクトを立ち上げて香港住民を支援しようとしていると説明しました。
蔡・総統は、「民主主義、自由、人権は、台湾とイギリスの共通の価値観だ。我々はイギリスと共に、香港住民、そして世界共通の価値観を支援して世界にさらに貢献していきたい」と述べました。
蔡・総統は、台湾とイギリスとの関係について、「双方はここ数年、各分野における協力関係を強化している。新型コロナウイルスがもたらす挑戦に直面している現在、ワクチンの研究・開発は各国にとって急務となっている。台湾とイギリスは、ワクチンの研究開発における提携を始めている。これらの交流を通じて全世界に協力して新型コロナウイルスに対抗することが出来るほか、双方のバイオ医薬産業のさらなる発展を促すこともできると信じている」との見方を示しました。
なお、蔡・総統は、台湾による国際社会への参加を支持してくれているイギリスに謝意を表すると共に、イギリスのジョンソン首相のご全快と奥様のご出産にも祝意を表明しました。
(編集:王淑卿)