台湾公共電視(公視/PTS)と、日本のNHKが共同で制作したショートドラマ「路(ルウ)~台湾エクスプレス」は、16日に初回の放送が行われた。このドラマは、日本の有名作家・吉田修一の小説「路(ルウ)」をベースにしたもので、台日両国が共に築き上げた台湾新幹線こと、台湾高速鉄道の話を主軸に、台日の三世代を跨いだ物語だ。4人の心温まる物語を通して、台湾高速鉄道建設時の産みの苦しみ、そして台日の友情を描いている。全3話。第2話は23日、日本時間夜9時からNHK総合・BS4Kで、台湾時間夜9時からPTSで共に放送される。
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台湾高速鉄道は日本の新幹線システムが初めて海外に渡った成功例です。日本の有名作家、吉田修一の小説「路(ルウ)」では、そのプロジェクトの過程を背景に、4人の人物の縁を通して、台湾と日本の間の友情を描いています。そのヒューマンドラマを台湾のPTS(公視)と日本のNHKが共同制作で「路(ルウ)~台湾エクスプレス」としてショートドラマ化しました。
制作陣は、NHK大河ドラマ「篤姫」の脚本家、田渕久美子(たぶち・くみこ)が脚本を手掛け、NHKドラマ番組部の松浦善之助(まつうら・ぜんのすけ)が演出、音楽はドラマ「のだめカンタービレ」のピアニストが担当。俳優陣も、波瑠(はる)、炎亞綸(アーロン)、楊烈(ヤン・リエ)、邵雨薇(シャオ・ユーウェイ)、安娜李(アンナ・リー)、梁正群(リャン・ジェンチュン)、許漢光(グレッグ・ハン)、井浦新(いうら・あらた)、寺脇康文(てらわき・やすふみ)、高橋長英(たかはし・ちょうえい)など豪華なラインナップです。
初回放送の記者会見では、PTS(公視)の陳郁秀・董事長、交通部の林佳龍・部長、台湾高速鉄道の江耀宗・董事長も出席し、お祝いの言葉を述べました。
PTS(公視)の陳郁秀・董事長
「このドラマの中には日本の民族性と台湾の民族性が描かれている。これは日本ブランドに台湾ブランドがプラスされた。世界にこの素晴らしいコラボレーション作品を届けたい。」
台湾高速鉄道の江耀宗・董事長
「台湾高速鉄道の当時の産みの苦しみを共に分かち合える。今日まで便利に速く移動できるのは、見えないところにこれほど多くの感動の物語があることが細かく描かれている」
日本のチームとの共同撮影について、台湾の俳優も忘れられない思い出があります。主演のアーロンと、日本の人気女優・波瑠は互いにとてもいい関係でした。
炎亞綸(アーロン)
「日本人と恋愛について語ったことはない。だから会話と感情のやり取りはどちらかというと慣れていない。ただ、彼女の見た目や気質はとても惹きつけられた。あっという間に好きになったよ。」
劇中、波瑠の仲のいい同僚を演じる安娜李(アンナ・リー)は、撮影中いつも波瑠と一緒で、共に電子ゲームが好きということから、プライベートでも交流を深めたそうです。
また、ドラマの中で日本式クラブのホステスを演じる邵雨薇(シャオ・ユーウェイ)は全編日本語で出演。
邵雨薇(シャオ・ユーウェイ)
「例えば一つの言葉でもどんな感情があって、どこで溜(た)めるのか、全て覚えた。さらには井浦新(いうら・あらた)さんのセリフも彼が何を言っているのか全部理解しようとしたことで、毎回違う反応をできるようになった。だからこれらのセリフを全て自分のものにするのに実は随分と時間がかかった。」
「路(ルウ)~台湾エクスプレス」は全3話。第2話は23日、日本時間夜9時からNHK総合・BS4Kで、台湾時間夜9時からPTSで共に放送されます。
(編集:中野理絵/王淑卿)