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蔡・総統、就任演説で全国民の協力に感謝

  • 21 May, 2020
  • 曾輿婷
蔡・総統、就任演説で全国民の協力に感謝
蔡英文・総統と頼清徳・副総統は20日午前、総統府で宣誓を行い、中華民国第15代正副総統に就任した。(写真:総統府提供)

蔡英文・総統と頼清徳・副総統は20日午前、総統府で宣誓を行い、中華民国第15代正副総統に就任しました。

新型コロナウイルス感染症の影響で、式典は簡素化され、蔡・総統の就任演説は、初めて台北迎賓館で行われました。

ポスト・コロナ時代の産業発展について、蔡・総統は就任演説で、新型コロナウイルスの感染対策に協力してくれている国民に感謝を述べ、コロナの感染状況が安定した後の産業発展について話しました。

「台湾は、新型コロナの試薬、新薬、それにワクチンの研究開発を行う能力が十分あり、世界の最先端の技術と連携することができる。台湾は全力で的に関連産業を支え、世界が感染症を克服する鍵となるよう頑張る。軍人と国民の技術統合を促進し、民間の製造力を激発する。さらに、宇宙航空産業に進出する。2025年をめどにグリーンエネルギーがエネルギー全体の20%を占めるという目標を達成できると信じている」と意気込みました。

蔡・総統は、「長期介護2.0、託児制度、居住に関する社会的正義などの問題を一つ一つ解決してきた。これから四年間、私はこの社会的セーフティネットをより綿密にしたい。近年精神疾患患者による事件が発生し、社会で議論を呼んだが、すべての責任を医療部門、または特定の裁判官、司法、行政部門に押し付けてはいけない。制度を検討し、改善すべきだ」と述べました。

外交関係について、蔡・総統は「台湾は世界から民主化の成功例として見られている。頼もしい仲間と世界における善の力、これこそ台湾人民の誇りである。私達は今後も国際組織への参加、友好国家との共栄と提携の強化、アメリカ、日本、ヨーロッパなど共通の価値観を持つ国家とのパートナー関係の深化などを促していく」と話しました。

なお、注目を集めている両岸関係について、蔡・総統は「平和、対等、民主、対話」の原則を主張し、中国との対話再開にも意欲を示したほか、台湾の民主を深化していくとも述べました。

蔡・総統は「立法院はこれから憲法改正委員会を設置し、一つのプラットフォームを提供し、政府の制度と人民の権利に関する憲政改革の議題を、十分討論され、コンセンサスを形成するよう努力する。また、与野党が合意した公民権を18歳に引き下げることは、優先的に推進すべきた」と話しました。

25分間の演説の終わりに、蔡英文・総統は、「これからチャレンジは増える一方だ。しかし、過去、現在、未来を問わず、私達は、行動を共にする運命共同体だ」と締めくくりました。

(編集:曽輿婷/王淑卿)

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