初夏に入り、台湾ではマンゴーが旬を迎えています。台湾の愛文マンゴーの産地、屏東県枋山郷では、一口サイズで、皮ごと食べられる「珍珠芒果(パールマンゴー)」が最近話題となっています。
パールマンゴーの重さは、通常の1/10しかありません。一口食べてみれば、食感は金柑に似ていますが、マンゴーの香りが口の中で広がります。
パールマンゴーは、実は新しい品種ではなく、受粉が不十分により成長できなかったマンゴーのことです。本来はそのまま捨てられる不良品ですが、枋山郷の農民たちは試しにそれを市場に出回ってみたら、意外と好評を博し、注文が殺到したということです。
枋山郷の農民、董昱邵氏によりますと、パールマンゴーの注文はすでに1000箱を超えています。しかし、パールマンゴーの生産量は非常に少なく、出荷できるのはごくわずかだそうです。
董昱邵氏は「1ヘクタールのマンゴー農園でパールマンゴーを作るのは割に合わないから、わざわざ作らないよ」と説明しました。
屏東県枋山郷の愛文マンゴーは、今年病害虫による被害がなく、高温と降水量が少ないことに恵まれ、より甘みが強くなり、生産量も去年の倍に成長しました。
そのほか、同じ愛文マンゴーの産地、台南市玉井区は5月中旬に旬に入り、高雄市六亀区の金煌マンゴーは6月初旬に収穫期に入ります。
(編集:曽輿婷/王淑卿)