5月20日に二期目を迎える蔡英文・総統が8日午前、行政院(=内閣)の蘇貞昌・院長(=首相)と共に、総統府で記者会見を開きました。席上、蔡・総統は、蘇貞昌・行政院長の続投を正式に発表しました。
蔡・総統によりますと、蘇貞昌・院長が就任した際は、与党の支持率が最も低かったときです。蘇貞昌内閣を批判する人まで出ていましたが、蘇貞昌・行政院長は、それでくじけることなく、就任後ただちにアフリカ豚コレラの感染防止に積極的に乗り出しました。一年余り後の現在、蘇内閣は一致団結して新型コロナウイルス感染症と闘っています。国を守ることに献身的な行政院長がいる台湾は、とても幸せだということです。
蔡・総統は、「私の知っている蘇・院長は、命と誠意を持って仕事をしている人だ。蘇・院長の高い支持率は、国民の評価の現われ。蘇・院長は迫力があって能力もある。二期目には台湾に対する計画がたくさんある。蘇・院長は、これらの計画を実行する上での素晴らしいパートナーであり、最適の実行者でもある」と述べ、蘇・行政院長を高く評価しました。
二期目の課題として、蔡・総統は、コロナ禍の克服、経済の振興、国民の福祉増進、改革の深化、建設の均衡化などを挙げています。
一方、蘇・行政院長は、あいさつの中で、今後も「初心を忘れずに、全力で当たる」と述べ、台湾が世界に認められることは一生奮闘してやまない目標だと強調しました。
蘇・行政院長は、「新型コロナウイルスが世界各国で猛威を振るっている中、多くの国々は、国境と都市を閉鎖、休校などの対策を実施、自由に出入りできないところもあった。しかし、台湾ではみなが自由に出入りしているほか、学校も休んでいない。10万人規模の学力検定試験が終わったばかりだ。世界各地から帰国している国民が後を絶えない。みな台湾が世界で最も安全なところだと称賛。台湾のことを羨ましがっている外国人がどれほどいるか、台湾人としての幸福感を誇っている国民がどれほどいるか」と政府の取り組みを紹介しました。
蘇・行政院長は、世界各国のメディアは相次いで、蔡・総統の写真を使って新型コロナウイルスの封じ込めにおける台湾の成果を紹介している。台湾人はみなそれを誇りに思っている。多くの台湾人が努力している目標は、国際社会における台湾の露出度の向上、国際社会における台湾の空間の拡大だ。これこそ自身のモットーであり、一生奮闘してやまない目標でもあると締めくくりました。
(編集:王淑卿)