台湾最南端、屏東県恒春半島の外海ではここ半月ほど、太刀魚が大出現。毎晩数百艘とみられる漁船が海で捕獲を行っており、その明るい光はまるで海上の万里の長城のようで壮観だ。ある漁船は、遥々、宜蘭や基隆から「海のプラチナ」と呼ばれる太刀魚を手に入れに駆け付けている。一艘辺り一晩で最高1トンの太刀魚を捕獲することができ、その金額は10数万台湾元(約日本円36万円以上)にも上る。漁師たちは“プラチナ大出現”とも言える珍しい状態に笑いが止まらない。
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台湾最南端、屏東県恒春半島の外海に光る明るいライト。何艘もの漁船が連なり、一斉に魚を集めるための集魚灯を照らしている様子はまるで海の万里の長城のようで壮観です。
釣人
「太刀魚を捕ってるんだよ。どんどん近づいてくる」
この半月あまり、遠くは北部の宜蘭、基隆から遥々漁にやって来る漁船も少なくありません。別名「海のプラチナ」と呼ばれる太刀魚は一艘あたり一晩で多い時には10万台湾元(約日本円36万円以上)稼ぐことができるのです。
張健隆・船長
「ここで太刀魚がとれるのは知らなかった。太刀魚がホントに多い、この漁場はいいね」
魚屋の頼楷穎さん
「市場価格は1斤(600g)あたり180元から250元だ。魚の大きさによる。」
ただ、これまで太刀魚の漁場の多くは小琉球より北の海域です。今年初めて南の恒春半島まで南下しており、とても珍しいことです。
恒春区の漁協にあたる漁会の陳瑞木・理事長
「太刀魚の漁獲シーズンは3月から7月。今年は特に多い」
専門家は、おそらく恒春半島の外海に大量の餌があり、太刀魚を呼び寄せているのではないかとしています。この種の肉食性の魚類が集まるのは最近の海面漁業では珍しい現象だということです。
ただ原因が何であれ、今回の太刀魚の大出現は漁師にとっては笑いが止まらないと言ったところのようです。
(編集:中野理絵/王淑卿)