大きなスイカがずらりと並んでいます。ここは、台湾中部の雲林県二崙郷です。4月、5月がスイカの収穫期に当たり、この時期に合わせて毎年、スイカ祭が開催されていますが、今年は例年とちょと様子が違います。いつもならスイカを切ってみんなで食べるのですが、今年はスイカジュースが用意されているだけです。
二崙郷長の鍾福助さん。「新型コロナウイルス感染の関係で、いつものようなスイカ祭はできません。ですが、生産者たちのために、今年は記者会見を開きました」
集団感染を避けるため、例年のような大勢の人が一斉にスイカを食べるイベントはやめて、今年はインターネット上でのイベントを実施しました。
SNSのフェイスブックを使って、コメントを残すか、指定時間に市場に行ってスイカと一緒に写真を撮ってチェックインすれば、スイカが1個もらえます。消費者にできるだけスイカを買ってもらって、なんとか売れ残りを防ごうとしています。
二崙郷長の鍾さんによると、今年のスイカは、天候が良かったため、例年より品質が良いそうです。
「ただ、売れ行きが悪いです」
昨年は1キロ13台湾元以上でしたが、今年は10台湾元ほどにとどまっています。スイカ1玉200台湾元ぐらいです。
ですが、生産者は自信を持っています。
「安いけど、品質は良いですよ」
また、二崙郷役場では、生産者と協力してオンライン通販や産地直送の方式で、より多くの販売チャネルを開拓しています。外出を自粛している消費者に、より安い価格で、高品質のスイカを届けることが願いです。