台湾における新型コロナウイルスの感染者が24日に新たに1人増えて累計428人となった。この新規感染者は、集団感染が起きた軍艦「磐石艦」の乗組員だ。一回目のウイルス検査で陰性反応だったが、22日に嗅覚障害、鼻水、鼻づまりなど、新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状が出たことから二回目のウイルス検査を受け、24日に感染が確認された。衛生当局は、このたびの集団感染の接触者を1843人把握した。そのうち530人に在宅隔離(自宅待機、外出を禁止)が、1313人に自主健康管理が求められた。在宅隔離者530人のうち、125人がウイルス検査を受けた。91人は陰性反応だった。残りは結果待ちだ。なお、「磐石艦」集団感染者は25日にもう1人増えて31人となった。累計感染者数も429人となった。
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台湾における新型コロナウイルスの感染者が24日に新たに1人増えて累計428人となりました。新規感染者は、集団感染が起きた軍艦「磐石艦」の乗組員です。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の指揮官を兼務する、衛生福利部(日本の厚労省に類似)の陳時中・部長(大臣)によりますと、新規感染者は30代の男性、18日に集中隔離施設に入り、一回目のウイルス検査は陰性反応でした。しかし、22日に嗅覚障害などの症状が現れたため、二回目の検査を受けて感染が確認されました。これで磐石艦の感染者が30人に増えました。
陳時中・部長は、「衛生当局は接触者を1843人把握、そのうち530人に在宅隔離が、1313人に自主健康管理が求められた。在宅隔離者125人に対しウイルス検査を実施したところ、91人は陰性だった。残りは結果待ちだ」と説明しました。
感染源と感染経路を究明するため、指揮センターは同じ艦隊の将兵774人に対して血清抗体検査を実施しています。血清抗体検査を担当しているのは、昆陽実験室、国立台湾大学付設病院、および中央研究院です。
陳時中・部長は、「この三ヶ所の検査方法がそれぞれ異なる。検査結果が出ていても、専門家の判断が必要だ。こうしてこそ、初めて全体像を把握できる」と強調しました。
指揮センターによりますと、台湾における新型コロナウイルスの感染者が累計428人います。そのうち、海外で感染したのは343人、台湾で感染したのは磐石艦の乗組員30人を含む85人です。感染者のうち、6人が死亡、264人が退院し、残りは入院中です。