台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部、中央感染状況指揮センターは7日、3月30日にアメリカのニューヨーク発桃園行きの飛行機、チャイナエアラインCI011の搭乗者のうち、10人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。
中央感染状況指揮センターによりますと、感染者10人の座席は、いずれも飛行機の40列以降にあります。
感染者のうち、6人は40列から49列の間に座り、4人は65列から67列に座っていました。6日に9人が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、7日にはさらに1人増えて、合計10人となりました。同機の乗客と乗務員合計327人は、在宅隔離を受けています。
機内感染の可能性について、衛生福利部疾病管制署の荘人祥・副署長は、「感染者は主にニューヨークや、アメリカで感染し、たまたまこの便で帰国したと見られている」と話しました。
10人の感染源はまだ判明されていませんが、調査によりますと、感染者の前後3列の席、そして機内のトイレは、感染のリスクが高いとされるエリアです。
台湾感染症医学会の黄立民・理事長は、「機内の感染経路は、主に飛沫感染と接触感染だが、特に接触感染には注意すべき。トイレは誰でも行くところだから、最も危険な場所だ」と説明しました。
また、機内の空気は、前から後ろへと循環しているから、飛行機の機体の前方は後方より空気がきれいという説があります。これについて、チャイナエアラインは否定しました。
中央感染状況指揮センターは、飛行機に乗る時に、マスクを着用し、目、鼻、口を触らないよう呼びかけています。
(編集:曽輿婷/王淑卿)