台湾北部の高級マンションで勤務する50代の女性警備員が3月17日にのどの痛み、鼻水、咳の症状が現れ、26日に発熱のため病院を受診、30日病状が改善されず、しかも肺炎の症状があるため入院しました。4月2日に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。この女性警備員は症状が現れてから感染が確認されるまで、半月もありました。この半月も引き続き勤務していたため、マンションに住んでいる多くの人と接触していました。市中感染の抜け穴にならないかと心配されています。
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部の「中央感染状況指揮センター」の指揮官を兼務する、衛生福利部の陳時中・部長は、「マンションに接触者がいるか、症状が出ている人がいるか、海外渡航歴のある人がいるかなど、現在調査を進めている」と説明しました。
同センターによりますと、マンションはすでに消毒済みです。しかし、未だに感染源を特定していないため、現在監視カメラの映像を確認しているほか、海外渡航歴のある人に対してもウイルス検査を行っています。現在感染源が分らない感染例は5人います。これが最も心配されているところです。
台湾で感染したと判断された感染者がもう1人います。累計337人目の50代の男性です。インドネシアで感染したと判断された累計291人目の感染者と一時間あまりコーヒーを飲んだことがあります。
指揮センターは即日から病院へのお見舞いを全面的に禁止しています。
陳時中・部長は、「病院だけではなく、介護施設への見舞いも禁止している。携帯端末のご利用がおススメだ」とアドバイスしています。
「中央感染状況指揮センター」は、このような禁止令がいつまで続くかについて「感染状況次第」と答えました。
(編集:王淑卿)